top of page

遍照

2017/古書/線香/インスタレーション at はじまりの杜・兵庫県

無尽灯

2017/古書/線香/インスタレーション at デードンホテル・済州島

明治時代に出版された「宗門無尽灯論」を解体しお線香の米粒の形に焼く。完成した紙を組み立て自然光の射す場所に展示した。

素材→一つの灯火が無数の灯火となるように仏の教えも次々に伝わり尽きることがない、と題された「宗門無尽灯論」

モチーフ→尽きることなく繰り返される自然のサイクルを残す太古のイネ

紙を焼き、繊細なものを繊細な状態のままで(アクリルなどで保護することなく)そのままの状態で展示し、破損した部分はまた修復し、

繰り返すなかで変わっていくディティールとかわらない部分を受け入れていく。

日が差すと先祖がえりしたかのように、お米粒が脱粒するインスタレーション。

bottom of page